リフォームみずとり

【専門解説】マンションリフォームで注意すべき3つのポイント

マンションリフォーム

知らないと後悔しやすい大事な部分をまとめました

マンションのリフォームは、戸建てとは異なる「制限」と「特有のルール」があります。
実際に神戸市内(ポートアイランド・中央区・灘区など)で施工していると、
“ここを知らないと後から困る” というポイントがいくつかあります。

今日は、特に注意しておきたい 3つの重要ポイント をまとめました。


① 管理規約で工事の範囲が制限されることがある

マンションには、必ず「管理規約」や「工事申請書」があり、
工事内容が制限されているケースがあります。

特に制限が多いのがこの3つです👇

  • 床の変更(防音等級の指定)
  • 水回りの位置移動(配管の関係で不可の場合あり)
  • 窓・サッシ・玄関扉(共用部分扱いで工事不可)

例えば、防音等級(L-45 など)が決まっているマンションでは、
使用できるフローリング材が限られます。

👉 管理規約の確認は最初のステップとして必須です。


② 配管(排水・給水)の位置で「できる工事」が決まる

マンションの大きな特徴は、
床下のスペース(スラブ高)が限られ、配管の移動が自由にできない という点です。

特に影響が大きいのは:

  • キッチンを別の位置に移動したい
  • お風呂のサイズを変えたい
  • 洗面台・トイレの位置を変えたい

こういった工事は、配管の位置や勾配によって
「できる/できない」が決まってきます。

実際に、現在行っている
ポートアイランドのマンション全面リフォーム
でも、床を剥いで配管位置を確認しながら進めています。

👉 見えない部分こそ、プロが現場で丁寧に確認することが大切です。


③ 防音基準(L値)を満たす必要がある

マンションでは階下への振動・音の伝わりを抑えるため、
「防音等級(L値)」という基準を守る必要があります。

特に注意が必要なのは:

  • フローリングへの張り替え
  • 床暖房の追加
  • 床を上げる工事

マンションごとに基準が違うため、
誤った床材を選ぶと「工事やり直し」になるケースもあります。

👉 事前に管理組合へ提出する“工事申請”にも深く関わる部分です。


■ まとめ

マンションリフォームでは、
管理規約・配管の制約・防音基準 の3つが特に重要です。

事前にしっかり確認しておくことで、
工事がスムーズに進み、後悔しないリフォームにつながります。

現在、ポートアイランドのマンション全面リフォームでも
これらのポイントを確認しながら進めています。

マンション特有のお悩みや、
「うちの場合はどうなる?」というご相談も大歓迎です。
お気軽にお問い合わせください。

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