リフォームみずとり

外壁塗装は何年目にすべき?

外壁塗装劣化

外壁塗装は、一般的に 10〜12年ごと が目安と言われていますが、
神戸市の場合は “全国平均より早く劣化が進みやすい” のをご存じでしょうか?

特に神戸市(垂水区・須磨区・中央区・ポートアイランドなど)は
海風・湿気・強風・強い紫外線 が重なりやすい地域のため、
外壁の痛みが早い傾向があります。

今回は、神戸の気候で外壁が劣化しやすい理由と、
実際に多い雨漏りトラブルの事例をまとめました。


① 神戸は“海風”で外壁の劣化が早い地域

神戸市沿岸部は海からの風が強く、
塩分を含んだ風が外壁に当たり続けます。

その結果:

  • 塗膜の劣化が早い
  • 金属部分のサビ
  • 外壁材のひび割れが進行しやすい

などの症状が全国平均より早めに見られます。


② 湿気が多く、カビ・コケが発生しやすい

神戸市は、内陸部に比べ湿度が高い傾向があります。
特に須磨・垂水・ポートアイランド周辺は湿気がこもりやすく、
外壁の北面や日当たりが悪い面に 緑色のコケや黒カビ が発生しやすい地域です。


③ 夏の強い紫外線で塗膜がダメージを受ける

夏場の紫外線指数が高く、
外壁の “チョーキング現象(白い粉)” が早く出ることがあります。

これは塗膜が紫外線で分解されてきているサインです。


④ 台風・突風が多く、外壁の細かい劣化が一気に悪化する

神戸市は毎年のように台風の通り道になりやすく、
突風・強風が外壁へダメージを与えます。

  • 小さなひび割れ
  • シーリングの劣化
  • 屋根材のズレ
  • 外壁の反り

こういった症状が “一気に進む” ことがあります。


特に台風や大雨が続く時期には、
以下のようなお電話を頻繁にいただきます。

「天井のシミは前から少し気になっていたけど、
放置していたら今回の大雨で“ボタボタ”落ちてきた…
至急来てほしい!」

実際、
天井のシミが出始めた時点で、内部ではすでに雨漏りが進行している
というケースが多いです。


▼ 雨の日は“できることが限られる”のが現実

もちろん、
至急対応できる範囲で応急処置には伺います。

ただし——

  • 雨が降っているとしっかりした補修ができない
  • 状況確認も部分的しかできない
  • 本工事は雨が止まってからになる

など、対応に限界があります。


外壁や屋根の劣化は、
目に見えない部分から進むことが多い もの。

  • 小さなシミ
  • 少しの雨音
  • 壁の色あせ
  • シーリングの隙間

こうした“初期サイン”の段階で点検しておくと、
総じて費用も被害も 最小限に抑えることが可能 です。


■ まとめ

神戸市は気候の影響で
外壁の劣化が早く、雨漏りトラブルが発生しやすい地域 です。

外壁塗装は“見た目をきれいにする”だけでなく、
建物を守る大切なメンテナンス です。

  • 10年を過ぎてきた
  • 外壁に色あせが出てきた
  • 天井のシミが気になる
  • 台風や大雨が心配
  • 放置してきたけど大丈夫かチェックしたい

こうしたお悩みは、お気軽にご相談ください。

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