リフォームを検討し始めたとき、多くの方が最初に悩むのが
「見積もりって何社くらい取れば正解なの?」という疑問です。
1社だけで決めてしまう方もいれば、逆に5社以上比べてしまい
「よけいに迷ってしまった…」という声もよく聞きます。
今回は、現場経験に基づいた失敗しない見積もり比較のポイントをまとめました。
■ 見積もりは何社が正解?
結論から言うと、
おすすめは “2〜3社” 比較すること。
理由はシンプルです。
- 1社だけ → 高いのか安いのか判断できない
- 5社以上 → 説明や訪問が増えて、時間も手間もかかりすぎる
- 2〜3社 → 内容・金額・担当者の対応を公平に比較できる
実際にお客様からも、
「3社見比べて初めて違いがわかった」
「相場感がつかめたので安心して依頼できた」
という声をよくいただきます。
■ “安さだけで選ぶ” のは実は危険
見積もり比較をすると、どうしても金額に目がいきがちですが、
リフォームは金額=品質ではありません。
安い見積もりの裏には、以下のような理由があることも。
- 必要な工事が省かれている
- 材料のグレードが極端に低い
- 施工保証が短い、または無い
- 職人の人数を減らして工期を詰めている
「安く仕上げてもらったけど、すぐに不具合が出て修理が必要になった」
そんな話は、現場でも実際にあります。
■ 比較すべきポイントは“3つだけ”
① 見積書の内容が具体的か?
「一式」ばかりの見積書は注意が必要です。
工事内容が不透明で、追加料金が発生しやすくなります。
② 担当者の説明がわかりやすいか?
- 不安に丁寧に答えてくれる
- メリット・デメリットも率直に話してくれる
これは信頼できる会社の特徴です。
③ 工事後のサポート(保証)があるか?
リフォームは「施工後」が本番。
保証が充実している会社の方が、長い目で見ると安心です。
■ 現場目線アドバイス
実際の現場でも、「もっと早く相談しておけば…」という声は多いです。
特に水回りや外壁などは、傷んでからの工事は費用が上がりやすいため、
気になることがあれば早めの見積もり依頼がおすすめです。
また、複数社に見積もり依頼をしたお客様からは、
「提案の質が全然違う」「説明がわかりやすい会社が安心だった」
といった声もよくいただきます。
■ まとめ|比較は“2〜3社”、安さより中身が大事
リフォームで後悔しないためには、
金額だけで選ばず、内容・説明・対応力も含めて比較すること。
- 2〜3社で相場をつかむ
- 説明が丁寧な担当者を選ぶ
- 追加費用が出にくい見積書を確認する
これだけで、リフォームの失敗率はぐっと下がります。
気になる場所がある方は、
年内の点検や来年に向けた相談もお気軽にどうぞ。
